神経は、毛包(毛根)と“密接につながっている”
そして神経の状態は、
・抜けやすさ
・細くなる
・生えにくくなる
に直結します。
まず全体像をイメージしてください

毛包の周囲には
- 毛細血管
- 神経線維
が網の目状に張り巡らされています。
役割を分けると
- 血管:栄養と酸素を運ぶ
- 神経:指令・情報・調整を行う
この2つが揃って、初めて「健康な毛が作られる環境」になります。
神経は毛包で何をしているのか?
① 毛を作れという「スイッチ」を入れる
神経は
- 成長せよ
- 休め
- 抜けよ
という毛周期の司令に関与しています。
神経から放出される情報物質(神経伝達物質・神経ペプチド)が
毛乳頭や毛母細胞に影響を与えています。
② 血管をコントロールしている
実は、
血管は神経に支配されています。
神経が正常
→ 血管が開く
→ 血流が増える
→ 毛が育つ
神経が乱れる
→ 血管が収縮
→ 血流低下
→ 毛が弱る
つまり
👉 神経が乱れると、血流も同時に悪くなる
③ 炎症やストレスを感知・増幅する
神経は
- ストレス
- 炎症
- 痛み
を最初に感じ取るセンサーです。
慢性的なストレスや炎症があると
神経から「炎症を助長する信号」が出続け、
- 頭皮の緊張
- 血流障害
- 毛包の機能低下
につながります。
神経が弱ると、毛包では何が起こる?
素人向けに一言で言うと
「現場は残っているのに、司令が来ない」状態
具体的には
- 毛包は存在している
- でも「作れ」という指令が弱い
- 結果、細毛・短毛・産毛になる
これは
毛が死んだのではなく、神経ネットワークが鈍っている
ケースが非常に多いです。
ストレスと抜け毛の正体
「ストレスで抜け毛が増える」は迷信ではありません。
理由はシンプルで、
- 精神的ストレス
→ 自律神経の乱れ
→ 血管収縮
→ 毛包への栄養遮断
さらに
- ストレス性ホルモン
→ 神経伝達の阻害
が重なります。
神経は回復するのか?
▶ 答えは YES(ここが重要)
神経は
血管よりも、回復力・可塑性(戻る力)が高い
組織です。
ただし条件があります。
回復が期待できる条件
✔ 毛穴が残っている
✔ 完全な瘢痕(ツルツル)でない
✔ 炎症を止められる
この場合、
- 神経の再活性
- 神経伝達物質の回復
- 血流改善
が起こり、
毛包が再び反応し始める可能性があります。
非常に重要な本質
多くの育毛ケアは
「血流」だけに注目しますが、
本当は
神経 → 血管 → 毛包
の順番です。
神経が死んでいれば、
どんなに血を流しても、毛は育ちません。
まとめ(超要点)
- 神経は毛包の司令系
- 神経は血管もコントロールする
- ストレス=神経障害
- 神経が鈍ると、毛は作られない
- 条件次第で神経は回復する

